ヒロの備忘録

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カテゴリーの法則

「売れるもマーケ当たるもマーケ」に記載の22に法則のうち、第二章「カテゴリーの法則」を読んだ結果をまとめます。書評ではなく自分用メモです。

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

 

 

カテゴリーの法則

概要(抜粋)

  • たとえ顧客の心に最初に入り込まなかったとしても、希望を捨ててはいけない。一番手になれる新しいカテゴリーを見つければいいのだ。
  • あなたが新製品を開発するとき、真っ先に問題にすべきことは「この新製品は競合商品よりどこが優れているか」ではなくて、「どこが新しいか」ということである。言い換えれば、この新製品はどのカテゴリーで一番手かということだ。
  • ブランドの話になると顧客は保守的になる。だれもが自分のブランドがなぜ優れているかをしゃべりたてる。ところがカテゴリーの話になると、顧客は心を開くのである。新しい物には誰もが興味を抱く。ところがどこが優れているかに関心を寄せる人はほとんどいない。

考察、感想など

第一章「一番手の法則」と関連した内容だった。ページ数としては約五ページ、ボリュームはとても少なかったけれども、とてもおもしろかった。

「一番手になれないなら、一番手になれる新しいカテゴリーを見つければいい」「どこが優れているかではなく、どこが新しいかを考える」というのは、言われれば誰もが「そりゃそうだよ、そんなのわかってるよ」「やってるよ」と言い返すと思う。でも実際は「どこが優れているか(=負けているところはないか)」という比較をしてしまっている場合がほとんどじゃないかなあ。

「同じ土俵で戦うのではなく、違う土俵で戦おう」ということか。

人間、特に日本人は新しいもの好きだよね。この法則は実践しやすく、かつ効果的だろうなあ。覚えておこう。