一番手の法則
「売れるもマーケ当たるもマーケ」に記載の22に法則のうち、第一章「一番手の法則」を読んだ結果をまとめます。書評ではなく自分用メモです。
- 作者: アルライズ,ジャックトラウト,Al Ries,Jack Trout,新井喜美夫
- 出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版部
- 発売日: 1994/01
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 250回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
一番手の法則
概要(抜粋)
- マーケティングの基本的な課題は、あなたが先頭を切れる分野を想像することである。
- 他に優っていることよりも、先頭を切るほうが大切なのだ。
- 最初に顧客の心に入り込むことのほうが、最初に入りこんだ商品より自分の商品のほうがベターであると人に納得させることよりもはるかに容易なのである。
- 初めての商品が全て成功するとは限らない。タイミングが問題なのであって、初めての商品でもタイミングが遅すぎるという場合もある。
- 最初のブランドが一般に先行的立場を維持する一つの理由は、そのブランドがしばしば商品の総称になることである(バンドエイド、サランラップ、ベルクロ、ホッチキスなど)。
- 人々は、実体云々よりも、心に入りこんだ最初の商品を優れた商品であると知覚する。マーケティングとは、知覚をめぐる戦いであって、商品をめぐる戦いではないのだ。
- (一番手ではない場合は)永久に後塵を拝さなければならないのだろうか。そうとは限らない。幸いなことに、その他にも法則があるのだ。
考察、感想など
「最初に顧客の心に入りこむこと」を「一番手」として紹介している。「顧客の心に入り込む」とはどういうことだろう?特定のジャンルで初めて感動してもらう、ということとかかなあ。第一章には、「心に入りこむこと」についての具体的な記載がない。
「最初に市場参入する」「売上で1位になる」「満足度調査で1位になる」など、一番手にはいろいろな意味があると思っていましたが、あえて「顧客の心に入りこむ」という表現をしているぐらいなので、何かしら深い意味がありそう。
他の法則と関連して紹介される予感。もし「心に入りこむこと」について何も触れられず終わったらどうしよう・・・