マーケティングには「法則」がある
来年度(2016年4月)からマーケッターになることになったので、マーケティングの勉強を始めました。ちなみに、SEからの転職です。
ただ闇雲に勉強していくだけだと定着率が悪かったり、効率が悪かったりしそうなので、学んだことを記録したいと思います。
勉強に使用しているネタ
勉強に使用するネタとして「売れるもマーケ 当たるもマーケ」を勧めてもらったので、まずはこれを読んでみます。今回の記事は本書の「はじめに」を読んだ結果をまとめます。
- 作者: アルライズ,ジャックトラウト,Al Ries,Jack Trout,新井喜美夫
- 出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版部
- 発売日: 1994/01
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 250回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
マーケティングには「法則」がある
概要
概要は以下のとおり。
- 自然界に法則があるように、マーケティングにも法則がある。本書ではこれらの法則のことを「マーケティング不変の法則」と定義している(法則は22個)。
- これらの法則を漏れ無く適用することができればミスを避けることができる。もし法則を犯すことがあれば危険に見舞われる。
- GM(ゼネラル・モーターズ)の低迷はマーケティング上のミスが問題。
- ほとんどのマーケッターは十分なエネルギー、強固な意志があれば何事も達成できると信じている。(=そうではない!)
考察、感想など
「マーケティング不変の法則」を守っていればミスを避けることが出来る、ということは、この法則は「成功するための法則」というよりも「ミスしないための法則」ということになる?ただ、周りが法則を守っていなければ勝手に失敗してくれるので、相対的に見れば「成功している」ことになるけれども。
マーケティングする際には法則22個中、何個守れているかを数えれば、そのマーケティングに秘められたリスクを客観的に洗い出すことができそうなので、指標としては使えそう。ただ、法則22個の中にも優先度や適用可否もあると思うので、そこらへんはどう判断したらいいのかなあ。
マーケッターはクリエイティブな職種かと思っていたので、「法則」というロジカルな指標が出てきたのは安心。今後、各法則を知っていくのが楽しみ。