ヒロの備忘録

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一番手の法則

「売れるもマーケ当たるもマーケ」に記載の22に法則のうち、第一章「一番手の法則」を読んだ結果をまとめます。書評ではなく自分用メモです。

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

 

 

一番手の法則

概要(抜粋)

  • マーケティングの基本的な課題は、あなたが先頭を切れる分野を想像することである。
  • 他に優っていることよりも、先頭を切るほうが大切なのだ。
  • 最初に顧客の心に入り込むことのほうが、最初に入りこんだ商品より自分の商品のほうがベターであると人に納得させることよりもはるかに容易なのである。
  • 初めての商品が全て成功するとは限らない。タイミングが問題なのであって、初めての商品でもタイミングが遅すぎるという場合もある。
  • 最初のブランドが一般に先行的立場を維持する一つの理由は、そのブランドがしばしば商品の総称になることである(バンドエイド、サランラップ、ベルクロ、ホッチキスなど)。
  • 人々は、実体云々よりも、心に入りこんだ最初の商品を優れた商品であると知覚する。マーケティングとは、知覚をめぐる戦いであって、商品をめぐる戦いではないのだ。
  • (一番手ではない場合は)永久に後塵を拝さなければならないのだろうか。そうとは限らない。幸いなことに、その他にも法則があるのだ。

考察、感想など

「最初に顧客の心に入りこむこと」を「一番手」として紹介している。「顧客の心に入り込む」とはどういうことだろう?特定のジャンルで初めて感動してもらう、ということとかかなあ。第一章には、「心に入りこむこと」についての具体的な記載がない。

「最初に市場参入する」「売上で1位になる」「満足度調査で1位になる」など、一番手にはいろいろな意味があると思っていましたが、あえて「顧客の心に入りこむ」という表現をしているぐらいなので、何かしら深い意味がありそう。

他の法則と関連して紹介される予感。もし「心に入りこむこと」について何も触れられず終わったらどうしよう・・・

マーケティングには「法則」がある

来年度(2016年4月)からマーケッターになることになったので、マーケティングの勉強を始めました。ちなみに、SEからの転職です。

ただ闇雲に勉強していくだけだと定着率が悪かったり、効率が悪かったりしそうなので、学んだことを記録したいと思います。

勉強に使用しているネタ

勉強に使用するネタとして「売れるもマーケ 当たるもマーケ」を勧めてもらったので、まずはこれを読んでみます。今回の記事は本書の「はじめに」を読んだ結果をまとめます。

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

 

 

マーケティングには「法則」がある

概要

概要は以下のとおり。

  • 自然界に法則があるように、マーケティングにも法則がある。本書ではこれらの法則のことを「マーケティング不変の法則」と定義している(法則は22個)。
  • これらの法則を漏れ無く適用することができればミスを避けることができる。もし法則を犯すことがあれば危険に見舞われる。
  • GMゼネラル・モーターズ)の低迷はマーケティング上のミスが問題。
  • ほとんどのマーケッターは十分なエネルギー、強固な意志があれば何事も達成できると信じている。(=そうではない!)

考察、感想など

「マーケティング不変の法則」を守っていればミスを避けることが出来る、ということは、この法則は「成功するための法則」というよりも「ミスしないための法則」ということになる?ただ、周りが法則を守っていなければ勝手に失敗してくれるので、相対的に見れば「成功している」ことになるけれども。

マーケティングする際には法則22個中、何個守れているかを数えれば、そのマーケティングに秘められたリスクを客観的に洗い出すことができそうなので、指標としては使えそう。ただ、法則22個の中にも優先度や適用可否もあると思うので、そこらへんはどう判断したらいいのかなあ。

マーケッターはクリエイティブな職種かと思っていたので、「法則」というロジカルな指標が出てきたのは安心。今後、各法則を知っていくのが楽しみ。